2024年1月19日 Kelvinの助言 P5に求められるもの

P5に求める資質

 

基本的に、レポート等の成果物については、P5決裁の時点で95%完成し、D1でほぼ100%完成してなければならない。現状FOFDはそうなっていないのが不満。

国連という組織はD1やP5がSubstantive matter expertと管理職の両方を兼ねており、組織を動かす核となるランク。

 

P5に求める資質

 

1 Communication skill

Express cleary and precisely what they do.

 

2 Programme management skill

Design starategy and articulate point A and B with evidence,  in order to achive results.

 

3 Ability to get along with people. proactively approach stakeholder and communicate but show clearly what you can compromise what you cannnot compromise.  

 

Managers in UN have to protect yourself. The higher you go, the lighter your touch should be. Don't use a stick. You just show a model, but critisize your staff. Take out all emotions. Express appreciations "nice try", "good job". 

2023年12月19日 Pollardの助言

3年は今のポストで最大限のパフォーマンスを出すべし。

その次はMobilityを使ってフィールドに行くべき。Opt inで限られた選択肢にするのではなく、自ら行き先を選べる方法でやるべき。

ECLACやコロンビアミッションはよい選択肢。スペイン語を話す日本人はかなり貴重。

Mobility制度をよく勉強すべし。

 

OHRが行っているP4を対象としたマネジメントトレーニングを受けるべし。

 

Dptを変えるのもマネジメントに行くにはよい手段。DPPAやDPOなど、Programを動かすポストに行くべき。

ケルビンはプログラム再度を熟知してから予算サイドに来た稀有な存在。

FOFD内での昇進を待つべきではない。

 

人々とのEngagementを継続すべし。それこそがキャリアに重要。

 

External candidatesは今後ますます厳しくなる。PKOが縮小し、Internal staffを他のポストに動かす必要がある。

 

Continuousという制度は見直す必要があるかもしれない。これがある限りは人の入れ替えが進まないし、GeoRepはいつまでたっても進まない。

 

 

 

 

2023年11月20日 Kelvinの助言

前回(数ヶ月前)Kelvinからは、複数のDepartmentを渡り歩くべき、マネジメントレベルには異なる分野の経験が求められる、一つの分野に留まると可能性が狭まる、早目にFOFDを出るべき、との助言。

 

今回の助言

加盟国出身という経験、Peace and security分野希望を踏まえると、

1 SCADのDeputy Chief (P5)

Chiefの補佐として3チームを統括する役割。各Sanctionレジームの詳細は求められず、加盟国との関係、チームをどうマネージするかが大事。

Sanction業務を希望する人のためのTrainingを受ければ、この分野のRequirementをクリアできる。

現職チーフ(自分の前任)にもTomoyaの希望を伝えておく。現在のP5がいつ空くかは不明。

 

2 Programme manager

Rule of law, Mine actionなど実際にプログラムを動かす分野もおもしろい。

様々なオプションを追求してもよい。

 

3 Mediation等

実際にプロジェクトを動かす人たちをサポートする役割もおもしろい。

 

国連ではドラフティング能力が求められる。高いレベルの英語で、ロジカルに読みやすい文章を書く能力。しっかりトレーニングすべし。

自分はScalabilityのToRを4時間で書いた。ある2時間の会議の間に、話されている内容を踏まえてSGレポートを書き上げたこともある。

内容に対する深い理解に加えて、訓練してドラフト能力を磨いていく必要あり。

英語文章の書き方に関する本を読んだらよい。

 

(どのように別の部署にExposeしていくべきか)

サポートアカウントのAdvisory groupに関与するとよい。

国連事務局内の意思決定(ポスト削減の例)

2023年10月

 

PKOミッションが続々と終了していき(UNAMID, MINUSMAなど)、それに伴いPKO全体予算も大幅に減少。

それに応じてUNHQのバックストッピングポスト、通称サポートアカウントのポストも削減すべきとの圧力が加盟国側から強くなった。

 

DMSPC内で議論し、この圧力を回避する方策を練り、事務総長に相談したところ、フィールド予算が削減されているのに本部だけポストを維持すべきではない、即時・大量のポストを削減すべしとの強い指示が出た。

 

この指示を受けてDMSPC内で議論し、少なくとも次年度予算ではMINUSMAに直接関連する38ポストを削減(それでもPKO予算全体の削減率には遠く及ばない)、複数年かけてPKO予算全体の削減率に合わせるべく200以上のポスト削減というプランでいくことで合意。

 

このプランを他の部局(DPO,DOS)のUSGに相談したところ強い反発があり、DMSPCのUSGは即座にプランを変更。小規模削減(10ポスト未満)だけで対応する方針に。

 

感想

事務局内の意思決定プロセスに強い違和感。トップの強い指示に対してUSG達が抵抗する姿勢(忠誠心の問題)。ポストというマネジメントの話なのに、マネジメント担当USGに権限がない(SG指示が出る前に自ら大きくカットしようとせず、SG指示が出ても他のUSGに達の抵抗であっさりと方針を変える)。また、局をまたぐ重要案件においてUSG間で意見が割れているのであれば、SGの下で一緒に議論して決定すればよいものを、各USGが個別にSGにアプローチしようとする。さらに言えば、そもそも局の間に協力関係が薄く、自らの局を守ることだけに執心する(Sectarism)。

キャッシュの資金運用

ニコの教育費

まずはいくら必要になるのかを算出すべし

UNIS, College

 

運用方法

UNFCU Child account, Share Certificate, interest rate 4%/y

NY529 Investment Account. NicoSocial security Number取得が必要

Luca has an account. $10,000 initial investment, $500 monthly contribution. Estimate in 18 yrs: $223,044 (6% expected annual rate of return)

 

 

 

2023年9月28日 国連のリクルート

国連のリクルートの中心はCompetency based interview.

国際的に確率されたメソッドに基づくもの。

予めTORにおいて必要なCompetencyをいくつか明記し、そのそれぞれのCompetencyについて候補者が必要な能力を有しているかを、面接における質問への受け答えをとおして確認する。

面接するパネルメンバーは、予めCBIに関するトレーニングを受けて、CBIにおいて何をすべきかを十分理解してから臨まなければならない。

 

翻って外務省では、実際の採用担当者がこのような訓練を受けているかどうか不明だが(恐らく受けていない)、そもそも面接における評価基準が曖昧。

ジョブ型ではなく終身雇用を前提としているので、候補者のスキルやCompetencyを確認するのではなく、ポテンシャルという曖昧な能力を見抜こうとするのが目的と思われるが、それをどのように判断するかは多分に面接官の好みに委ねられているのではないか。

各面接官の好みで選定されると、自分と似たような自分を好む傾向が生まれ、結果として多様性の低い、同質な人材が再生産されていっていると感じる、

6月22日Elisabethの助言

直接の上司Elisabethと今後のポートフォリオ、キャリアについて相談。

 

彼女はYPPで国連に入り、P2ポストを得た後、わずか3年でP4に昇格した。

42歳時点ではP5。現在50歳。55歳で退職したい意向。最後はChief of Missionで終えたい。

今のポスト(D1, FOFD)に来る前はUNEPでD1だった。前任(女性)の評判があまりに悪く、チャンドリューから引っ張られてきた。もう一人の前任Francesはワクチン接種を拒否したために業務を続けられず、SLWPとなった。

Balkissaは知識・経験が豊富でチームをよくまとめているが、コミュニケーションに難があり、Divisionを代表して外に出すことはできない。

Jasminkaは常に業務量が増えないことばかり気にしており、マネジャーとしては不十分。こちらもDivisionを代表して外に出すことはできない。

Jasperは14年間同じ部署に居続け、どの役割を与えられても不満ばかり言う。それでいてP5にあげてほしいと言う。同じ部署に居続けているのは、他の部署が引き取ってくれないから。近々赤ちゃんが生まれる。

Sonjaはよく仕事ができる、人柄もよい。

Ronyは自分のServiceに来たがっているが、Jasminka、Jesperと仕事したくない。

たえこがD1に採用されたことはDMSPC内で評判が悪い。実力が伴っていないのにController's officeにいたことでこのポストに就くことができた。Controller's officeにいるとそういう利点がある。

 

OPPFBで昇格していくなら予算策定の知識・経験があった方がベター(マストではない)。管理職になればシステムを触ることはないが、知っているとスタッフからの敬意も集めやすく、マネジメントがうまくいく。ただし、あまりに深い知識は不要。

OPPFBには純粋なポリシーポストは少ない。Front OfficeかController's officeぐらいだろう。

 

あなたには国連でPromissing carrearが待っているだろう。

次の1年は、純粋な予算作業も少ししたらいいかも、サポートアカウントの一部を担当とか。ほか部局とのポリシー調整は是非続けてほしい。コミュニケーションに難があるスタッフが多い。