2023年9月28日 国連のリクルート

国連のリクルートの中心はCompetency based interview.

国際的に確率されたメソッドに基づくもの。

予めTORにおいて必要なCompetencyをいくつか明記し、そのそれぞれのCompetencyについて候補者が必要な能力を有しているかを、面接における質問への受け答えをとおして確認する。

面接するパネルメンバーは、予めCBIに関するトレーニングを受けて、CBIにおいて何をすべきかを十分理解してから臨まなければならない。

 

翻って外務省では、実際の採用担当者がこのような訓練を受けているかどうか不明だが(恐らく受けていない)、そもそも面接における評価基準が曖昧。

ジョブ型ではなく終身雇用を前提としているので、候補者のスキルやCompetencyを確認するのではなく、ポテンシャルという曖昧な能力を見抜こうとするのが目的と思われるが、それをどのように判断するかは多分に面接官の好みに委ねられているのではないか。

各面接官の好みで選定されると、自分と似たような自分を好む傾向が生まれ、結果として多様性の低い、同質な人材が再生産されていっていると感じる、